自分で焙煎してみよう

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自分で焙煎してみよう

まずは生豆を用意しましょう

購入してきた生豆をひとつひとつチェックをして欠点のある豆をはじく作業から始めます。これをハンドピックと言います。

異物はもちろんのこと、カビが生えてしまった豆が混入していることもあるので、このハンドピックを怠ると雑味のある豆、ひどければ異臭のする豆になってしまいます。

特に、はじきたい豆は、欠けた豆 中身が落ちてしまった豆(貝殻豆)黒豆(発酵してしまって異臭を放つ黒ずんだ豆)死豆 未熟豆 発酵豆 パーチメント(果肉の内側にある内果皮) 虫食い豆 つぶれた豆 かびた豆 異物です。はじめは慣れないので難しいと思いますが、違和感のある豆ははじくようにしましょう。

生豆を洗う

生豆は海外から運ばれてきているものなので、雑菌や汚れがたくさん付着しています。

気になってしまうと思いますので、洗わなくてもいいよという方もいらっしゃいますが、ここはしっかりと洗っておいた方が良いのではないかと考えます。

洗い方ですが、少し熱めのお湯を出しながら米研ぎのような感じでこすり合わせて洗いましょう。はじめのうちはとぎ汁のように濁った水になりますが、こまめに水を変えながら洗っていくと透き通ってきますので汚れが落ちたことがわかってきます。

洗い終わったら、30秒ほど水に浸します。

水を浸して豆の中に水分を含ませてあげると焙煎したときに焦げてしまったり、生焼けになってしまうことを防ぐことができ、豆の中までふっくらと火が通りますので、このひと手間を忘れないように行いましょう。

焙煎後は重量が変わります

生豆は水分を含んでいます。また、洗った後にも水に浸して水分を含ませているので、その分の重さが焙煎をすることで豆内部の水分が飛んでしまい10~20%ほど重量が減ってしまいます。

また焙煎のやり方で浅煎りよりも深煎りにする方が水分がより多く飛んでしまいますので、その分軽くなります。

その分を考慮して購入するように気を付けましょう。

焙煎に必要なもの

コーヒー専門店では焙煎機を使って焙煎をしますが、自宅には焙煎機がありません。手網を使って焙煎をします。

準備としては、焙煎用の手網 ざる 軍手 ドライヤーかうちわ 生豆(100g程度)

手網といってもよくわからないかもしれませんが、銀杏を射るときに使用するもので大丈夫です。

ドライヤーかうちわは豆を冷やすときに使用します。

まずは洗った豆を手網に入れコンロで火にかけます。中火くらいで10~15cmほど話して上下左右に振りながらまんべんなく火を行き渡らせます。

豆を振り続けていると生豆が白っぽくなってきます。ここまでは蒸らしなので、外側の水分が抜けてきた状態です。

そしてここからが本焙煎になります。コンロの火を強火にして手を止め済みシャカシャカと振り続けます。

茶色く色が付き始めてくるとパチパチとかパンパンと音がしてきます。

この状態を1ハゼといってミディアムロースト程度の焙煎具合になります。

ここまでが10分くらいでしょうか。そこからまで振り続けて5分ほどで2ハゼが始まります。このあたりでコーヒーの香ばしい香りが出てきます。加減を見て火からおろしましょう。

焙煎後の冷却

焙煎が終わったら用意しておいたざるにあけます。そして素早くドライヤーかうちわで冷ましてあげましょう。

粗熱が取れたら、トレイなどに平らに移して自然乾燥させましょう。

完全に冷めてしまったら出来上がりです。

保存の際、焙煎したての豆はガスが出ますので密閉容器に入れないようにしましょう。

自宅での焙煎と言いと敷居が高く感じますが、やってみると意外に簡単です。

最後に

自分の好みに焙煎できるので、気分も上がります。

自分好みの豆を自分の手で作ってみるのも楽しみになりますよね

ぜひ挑戦してみてください。


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