眠れない、寝つきが悪いときにはコーヒーを活用しよう

コーヒー

眠れない、寝つきが悪いときにはコーヒーを活用するのが一番ではないでしょうか。

しかし、コーヒーにはカフェインがあるから眠くならないのではないかと思われる方も多いと思いますが、実は香りにヒントがあるのです。

香りにはリラックス効果があるからです。

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コーヒーの香りで眠りやすくなる理由とは?

そもそも、コーヒーに含まれるカフェインは頭を覚醒させ、寝つきを悪くするのですが、その香りには心地良い眠りにつくために役立つ成分が含まれているのです。

コーヒーの香りについて、10年ほど行なった実験では、コーヒーを豆から淹れた直後のコーヒーの香りには、脳がリラックスしている状態で多く出現する“α(アルファ)波”を増やす効果があることが分かりました。とくにブルーマウンテンやグアテマラの豆は、他の豆よりも多くα波が見られました という事なのです。

という事はコーヒーの香りでリラックスできれば眠りにつきやすいという事になるのではないかという仮説が立てられますね。

しかし、 香りの感じ方には個人差が大きいため、必ずしもリラックス効果が得られ、眠りやすくなるとは限らないという事なのです。

好みもある程度、反映されます。

また、コーヒーの中には、リラックスとは反対に、脳を活性化してしまう香りを持つコーヒー豆もあります。例えば、ハワイ・コナやブラジルサントス、マンデリンなどです 。

脳にとって「眠りやすい香り」と「覚醒を促す香り」

そもそも脳にとって眠りやすい香りと、覚醒を促す香りは、次のような香りだというのです。

眠りやすい香り
・自分の好みの香り
・フローラル系の香り
・甘い香り
・刺激の少ない香り

覚醒を促す香り
・爽やかな香り
・柑橘系の香り
・刺激のあるツンとした香り

これらの香りは、それぞれ脳に作用し、心理的な影響をもたらすのだというのです。

つまり、神経が高ぶっていて眠れないときなどは、自分好みの香りやフローラル系、甘い系などの、まろやかで優しく、刺激の少ない香りを選ぶのが良いという事なのです。

コーヒーの香りの中でも、最も自分がリラックスできる、お気に入りの産地のコーヒー豆を見つけるのも良いのではないでしょうか。

コーヒーで穏やかに眠りにつくためのテクニック3選

コーヒーをどのように取り入れる方法があるのでしょうか?

そのヒントを紹介したいと思います。

●コーヒーのアロマポットをつくり、寝室に置いておく


マグカップくらいの大きさのコップに、コーヒー豆を満たせば、手作りのアロマポットが完成します。

コーヒー豆の香りは強いため、眠りにつくときには枕元から離して、寝室のどこかに置いておくのがベターでしょう。

●コーヒーを淹れるプロセスを「入眠儀式」にする


コーヒーにはカフェインが含まれているため、寝る前に飲むと覚醒してしまうので注意が必要です。

なので、淹れて飲まずに香りだけを楽しみ、リラックス効果を得るのもおすすめですね。

これを入眠儀式として習慣づけるのもいいという事なのです。

入眠儀式とは、毎晩寝る前に同じことをやることによって、それが眠りに入るための“条件付け”になり、自然と眠りに誘われるというものです。

一般的には、パジャマに着替える、歯を磨くなどの行動がそれに当たります。

コーヒーの香りを楽しみながら淹れる一連のプロセスを、ぜひ入眠儀式にしてみよう。

ちなみに、最も眠りやすいコーヒーの香りは、コーヒーを淹れて、しばらくたってある程度、香りが和らいだ後だそうです。

●カフェインレスコーヒーを、香りを楽しみながら飲む


カフェインを90%以上カットしたカフェインレスコーヒーなら、飲んでもカフェインによる覚醒作用はほぼないといっていいとのこと。

カフェインレスコーヒーでも、カフェイン入りコーヒーと同じように、リラックス効果が得られると考えてよいということです。

カフェインレスコーヒーは、カフェイン入りのコーヒーと味はほぼ変わらないともいわれているため、コーヒー好きにも無理なく飲めるのではないでしょうか。

最後に

香りは、個人差も大きいが、気分によっても感じ方は左右されるようなのです。

その日の気分によって、「今日は、この香りながら眠れそうだな」と感覚で選びながら、コーヒーやカフェインレスコーヒーを淹れてみるのもいいのではないでしょうか。

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