コーヒー好きの人にとって「アフォガート」は、何よりも満足できる食後のデザートではないでしょうか。小さめのアイスクリームにエスプレッソを注いで作る、カフェインたっぷりの絶品イタリアンデザートなのです。
アイスクリームの甘さとミルクが絶妙
アイスクリームの甘さとミルクがコーヒーの苦みを和らげる一方で、コーヒーがアイスクリームを溶かすことで、なめらかで口溶けの良い食感を生み出します。
コーヒー好きにはたまりませんが、深煎りコーヒーが苦手な人にも合うでしょう。
子どもたちにさえ、子ども向けの飲み物だと思わせることができるかもしれません(彼らをカフェインの刺激でしゃきっとさせたい、ということかと思いますが)。
このアフォガートをワンランク上にしたいなら、コーヒーアイスクリームを使って作ってみましょう。
濃厚なアフォガートを作るポイント
私はこれまで、ことアイスクリームに関しては、コーヒーの風味がどれだけあってもかまわないと思ってきました。
それは、アイスクリームが入ったマグカップに、インスタントコーヒーの粉をそのまま入れてかき混ぜて食べてしまうことなのです。
もちろん、バニラアイスクリームが良い働きをしてくれます。
バニラアイスは、基本的には(大量の)砂糖とクリームでできていて、すぐに食べられのですから…
ですが、否定できない事実があるのです。
そのアイスのなめらかさのせいで、エスプレッソのコーヒーの風味がいくらか弱まってしまうのです。
そこで何とかしたいのがコーヒーの風味をとにかく強めることなのですね。
エスプレッソを淹れることができて、アイスクリームスクープの使い方を知っている人なら、どんな時間でも楽しめる、この「飲むデザート」を作ることができます。
少量のコーヒーアイスクリームをマグカップやハイボールグラスに入れて、その上から濃いコーヒーを注いでください。
お好みで、チョコレートの薄片を上から乗せてもいいでしょう。
電動のエスプレッソマシンをお持ちでない場合は、かなり濃く淹れたインスタントコーヒー大さじ3杯分で代用できます。
あまりおいしくないエスプレッソでもOK
ネスプレッソマシンで淹れた、あまりおいしいとは言えないエスプレッソをアフォガードに使うのはなかなかいけると思います。
このコーヒーメーカーで淹れたコーヒーは劇的においしいわけではありませんが、そのコーヒーでたっぷりのアイスクリームをひたひたに浸せば、とても口当たりが良くなります。
最後に
アイスと合わせるので真夏にいただくのがよさそうに思うと思いますが、寒い冬にこたつに入りながらなって言うのもおいしくいただけるのでおすすめです。
ぜひ、アフォガードに挑戦してはいかがでしょうか?
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