最近では自宅で本格的にコーヒーを楽しむ方が増えてきていますが、最高の一杯のためにはそれなりの道具が必要になってきます。今回はその最高の一杯のコーヒーのためのドリップケトルをご紹介したいと思います。
どうしてドリップケトルが必要なのか?
美味しいコーヒーを淹れるためのツール
コンビニでカフェのようなコーヒーを買える時代だが、自宅で本格的なコーヒーを楽しむ人も増えている。”本格的”と言うからには、知識や経験だけでなく、それなりのツールも必要。ここでは自宅で美味しいコーヒーを淹れる方法を説明し、揃えるべきツールにも触れてみる。
コーヒーを淹れるステップ
① コーヒー豆を選ぶ
まずはコーヒー豆がなければ始まりませんね。
こだわりのコーヒーのためには豆を購入することをオススメしますが、あまり手間をかけたくない場合には、挽いた状態で売られている粉タイプを入手しましょう。
上級者は、豆をブレンドして自分好みの味に仕上げてみてはいかがでしょうか。
② 豆を焙煎する
上級者向きになりますが、本当にコーヒーにこだわるのなら、生豆を入手して自宅で焙煎に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ザルや手網さえ用意しておけば、アウトドアでも焙煎することができるのでやってみる価値はありそうではありませんか?
③ 豆を挽く
ミルを使って豆を粉状に挽きましょう。
豆を挽くタイミングはコーヒーを淹れる直前、淹れる量に合わせて均一に挽くことが大切です。
また、ミルには電動と手動があり、一度に挽く量が多い場合には電動がオススメ。
手動はアウトドアでも活躍するので一つ持っていると便利です。
④ コーヒーを淹れる
ドリッパーにフィルターをセットし、挽いた豆を入れましょう。
少量のお湯を注いで20秒ほどコーヒーを蒸らし、その後抽出する。
このお湯を注ぐ時に使うツールが、ドリップケトルやドリップポットである。
普通のケトルとの違い
美味しいコーヒーを淹れるには、ゆっくりと円を描くようにお湯を注ぐ必要があります。
普通のケトル(ヤカン)ではお湯が一気に大量に出てしまうため、注ぎ口の細いドリップ専用のケトルやポットが必要なのだ。
IH対応のドリップケトルやポットをご紹介
ドリップケトルやドリップポットには、コンロ(IHクッキングヒーター対応)で温めるタイプと電気で温めるタイプがあります。 それぞれ特徴があります。
機能性
IHクッキングヒーター対応のケトルやポットの最大の魅力は、IHでもガスコンロでも使える点です。
家庭のキッチンはIHだとしても、アウトドアではカセットコンロなどを利用することがほとんどになるのでどちらにも対応していることが大切です。
使い慣れた道具を使い、アウトドアでも美味しいコーヒーを楽しむことができるのだ。
IH対応のドリップケトルの種類は、500mLから2Lまでと幅広いので、よく行く仲間の人数に合わせて選ぶのがいいでしょう。
使いやすさ
IH対応のドリップケトルはステンレス製のものが多く、丈夫で扱いやすく、手入れも楽なものが多いです。
ケトル自体のデザインにもよるが、シンプルなものは容量900mLでもわずか約380グラム程度。
ホーロー製のドリップケトルは容量2Lで約1050グラムにもなります。ステンレス製のものよりも少し重いですが、保温性が高く汚れにくいなど魅力は十分なので悩みどころです。
デザイン性
電気のドリップケトルに比べ、IH対応のものは種類が多い。
そのため、カラーやスタイルなどの幅が広く、シックなものから可愛らしいものまで様々なタイプがあるので選ぶのには苦労すると思います。
キッチンやダイニングなど、ケトルを使う場所の雰囲気に合うように選ぶことができるので自分の好みを知ってチョイスしましょう。
価格
IH対応のドリップケトルは価格は様々である。
2,500円ほどで購入できる手軽なものから8,000円程度のものまでメーカーやデザインなどによって幅広いが、10,000円を超える高価なものはほとんどありません。
初めてのドリップケトルにはIH対応のものをオススメします。
電気式のドリップケトルやポット
電気のドリップケトルやポットを紹介していきましょう。
そこで、ドリップケトルやポットを選ぶポイントはふたつあります。
それは、容量と注ぎ口です。
500 mL〜900mLのケトルはコーヒー1杯〜2杯分、900mLより大きいものは3杯以上淹れる人向きである。また、注ぎ口は細いものを選びましょう。
細い口の方が注ぎやすいのでコーヒーが淹れやすいです。
機能性
電気のドリップケトルは、機能性の高いものが多いようです。
例えば、60℃〜100℃の間で1℃単位で温度を自由に設定できたり、お湯が湧くと自動で電源が切れてくれます。また、コーヒー1杯分の水を約80秒で沸かすことができる、などなど。
他にも、空焚き防止機能、保温機能など便利な機能がついたものもあるので選ぶときには説明書を読んだり、店員さんに確認してみましょう。
容量は600mLから1.5Lのものが多く、IH対応のドリップケトルよりバリエーションは少ない。
使いやすさ
ボタン一つでお湯を沸かすことのできる電気のドリップケトルは、やはり使いやすい。
ほとんどがステンレス製で、ケトル自体は丈夫で長持ちするので安心です。
コンセントの差し込み口の近くでしか使えないというのは不便ですが、キッチン内での使用であれば問題はないと思います。
デザイン性
IH対応のドリップケトルほどではないが、電気のドリップケトルもシンプルなものからポップなものまで様々なデザインが揃っています。
海外製でおしゃれなものも多く、中にはトースターとお揃いのデザインのケトルもあるのでメーカーをそろえるのもおしゃれでいいと思います。
価格
電気のドリップケトルの価格の幅は広いが、IH対応のものに比べて高い。
容量800mLで3,000円前後の安いものもあるが、一方、1L容量で20,000円のものもあるのでびっくりです。
最後に
週末の時間。外出も良いですが、たまには家族でまったりと家の中で過ごすのも良いのではないでしょうか。そんな時も、美味しいコーヒーがあれば家族時間はさらに充実して気持ちの良い時間が過ごせます。最高のコーヒーを淹れるためのこだわりの道具をぜひ探してお気に入りを見つけてみては!
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