毎日気に留めることなく飲んでいるコーヒーですが、一日何杯飲むのが健康にはいいのでしょうか?
今、わかっている研究の結果を調べてみました。
肝臓がん
なんと1日に4杯飲む人は肝臓がんになるリスクが飲まない人と比べて53%低下するそうです。5杯で61%、6杯で67%、7杯ではなんと73%も低下するのだそうです。
コーヒーを飲めば飲むほど肝臓がんのリスクは低下するようですね。
心血管疾患
こちらは全く飲まない人と比べて1日4杯飲む人は心血管疾患のリスクは7%低下し、
3杯もしくは5杯飲む人は6%低下するという事だそうです。
こちらについてはさほど違いがあるのではなさそうですね。
2型糖尿病
コーヒーを飲む量が増えるほど2型糖尿病のリスクが低下するのが0~6杯という研究結果が出ているようです。
コーヒーを飲まない人に比べて、1日1杯飲む人は8%、2杯で15%、3杯で21%、4杯で25%…といった割合で2型糖尿病のリスクが低下するようです。
子宮体がん
コーヒーを飲む量が増えるほど子宮体がんのリスクが低下するのが0~7杯という研究結果が出ているようです。
コーヒーを飲まない人に比べて、1日4杯飲む人は子宮体がんのリスクが20%低下します。
5杯で24%、6杯で28%、7杯で32%となっています。肥満(BMI>30)や閉経後といった条件も考慮されたものだそうです。
閉経後乳がん
コーヒーの摂取量と乳がんのリスクとに相関はみられないようです。
ただし、閉経後の女性に限定した場合、コーヒーを飲む量が増えるほどリスクが低下する(0~6杯)ことが示されたようです。
1日に4杯のコーヒーを消費すると、閉経後のがんリスクが10%低下するのだそうです。
まとめ
研究結果を見るとコーヒーは飲むほど効果があるように思えますが、コーヒーの成分には、カフェイン、フェノール類、クロロゲン酸など様々な成分が含まれているのでどれが何に効いているのかは解明されていないようです。
しかし現在わかっていることは必ずしもそうだとは言えないところだと思います。
体調や季節などで摂取しない方がいい場合もあります。
まあ、それでも現在わかっていることから考えると1日3~5杯までならば効果があるのではないかと思います。
いずれにしても、飲みすぎには注意してコーヒーライフを楽しみましょう。
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