スキレットを使ったキャンプ飯を作ろう

キャンプ,アウトドア

最近は定番化してきているスキレット、形はフライパンですが、オーブンのようにピザやローストチキンが作れてしまう優れものなんです。まだ好きレットを使ったことがない方にはぜひ使ってほしいのです。今回は基本のレシピや使い方を紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

スキレットは使う前に

スキレットは鋳鉄製のフライパンで、使用前はサビ止めのワックスが塗られています。

そのまま使用すると食材に鉄のにおいが移ってしまうため、買ったばかりのスキレットはキャンプで使う前にワックスを洗剤で落とす作業が必要なのです。

さらにキャンプでスキレットを使用する際は、においや焦げを付きにくくさせるためにシーズニングという作業が必要なので合わせてここでシーズニングもしておきましょう。

ここではシーズニングのやり方について解説します。

シーズニングに必要なもの

  • オリーブオイル(サラダ油でも可)
  • キッチンペーパー
  • くず野菜(野菜の皮や切れ端)

シーズニングの手順

  • サビ止めワックスを落としたスキレットを火にかけ、水分を完全に飛ばす
  • オリーブオイルをスキレット全体に塗る
  • スキレットを火にかけてオリーブオイルの色が変わるのを待つ
  • オリーブオイルの色が変わったらまた油を塗り、全体的に黒っぽくなるまで2・3の工程を繰り返す
  • くず野菜を炒めて、スキレットの鉄くささを消す

シーズニングをすると油でスキレットがコーティングされるため、サビ止めとしての効果も期待できます。

ただし調理後に洗剤で洗ってしまうと、せっかくスキレットになじんだ油が落ちてしまうので、スキレットを使った後はお湯で洗うことをおすすめします。

また、キャンプでスキレットを使った際は毎回シーズニングを行うことで、スキレットを長持ちさせることができますので、ちょっと面倒ですが、このひと手間を必ず行いましょう。

簡単につくれるキャンプ飯3選

スキレットは一般的なフライパンと素材が違うだけで、基本的に使い方は同じだという事です。

しかし、蓄熱性の高いスキレットだからこそ美味しくできる料理もあるので、本格的なキャンプ飯に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ステーキ

スキレットの入門編として挑戦してほしいのが肉料理なのです。

特にステーキはスキレットを使って調理することで、簡単にお店で味わえるような絶品料理に仕上げることができます。

強火で表面を30秒~1分ほど焼き上げたら、あとは弱火で中に火を通すだけ完成するので、初心者のキャンプ飯にも最適です。

また、ファミリーキャンプの場合は子供が好きなハンバーグも同じ調理方法でつくれば大喜びされること間違いなしです。

スペイン風オムレツ

スキレットを使ってスペイン風オムレツをつくってみてはいかがでしょうか。

一見ハードルが高そうなスペイン風オムレツは、じゃがいもやたまねぎなどの野菜を食べやすい大きさにカットして、卵と一緒に焼くだけなのでとてもかんたんです。

具だくさんな上に彩りも鮮やかなので、大人数で食べるのには最適ですし、喜ばれると思います。

アヒージョ

スキレットで食材を焼くことに慣れてきたら、今度は煮込み料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。

煮込み料理といえば、初心者でも簡単につくれるアヒージョがおすすめ。

オリーブオイルとにんにくを入れて、あとは好きな食材を煮込むだけで完成です。

肉・魚介・野菜と何でも合うので、自分なりのアレンジを加えながらバリエーションを増やしていけるのもおすすめのポイントです。

スキレットは調理した後そのままテーブルに出してもおしゃれに見えるので、洗い物も少なくてすむのがうれしいポイントです。

おかずのほか、パンケーキやパエリアなど幅広い料理に対応するので、ひとつは持っていると、いろいろな料理に挑戦することができるので一つは持っていてほしい一品です。

キャンプで使うスキレット。おすすめサイズは?

スキレットは一般的なフライパンよりも重たく、厚みがあるのが特徴です。

サイズが大きくなるほど重量も増すので、キャンプで使用する際に何人分の料理をつくるのかを考えて、人数に合わせて選ぶといいのではないでしょうか。

目安としては、1人分で15~16cm2~3人分で22~25cmを選ぶのがベストではないでしょうか。

アヒージョや煮込み料理などをつくる場合は、深さのあるスキレットを持っていると重宝します。

最後に

スキレットは湿気に弱いため、使用後は保管に気を付けなくてはなりません。

できれば自宅でもシーズニングを繰り返しながら調理に使うことをおすすめしますが、次回のキャンプまで使用しない場合は、必ず湿気対策をしておきましょう。

簡単に取り入れられる湿気対策としては、新聞紙やキッチンペーパーでスキレットを包むのがベストです。

余分な水分を吸収してサビの発生を防ぐことができるので、使用頻度が少ないときはこの方法で保管しておいてください。

スキレットを使って、おしゃれで美味しいキャンプ飯づくりにぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました