アウトドアで淹れるコーヒーは格別ですよね。どうしてもアウトドアでコーヒーを淹れる時は準備だったり片付けの手間がふえてしまったり、器具も増えてしまいがちなのではないでしょうか。手軽にコーヒーを抽出したいですね。今回はコールマンのステンレスパーコレーターⅢを使ってみました。
パーコレーターは熱湯を循環させてコーヒーを抽出する器具! アウトドアで活躍
パーコレーターは、沸騰した湯をポット内で循環させてコーヒーを抽出する器具です。
コーヒーの淹れ方は、フィルタードリップなどが有名ですが、パーコレーターの蒸気を利用したコーヒー抽出方法は、ドリップ式が考案される以前からアメリカなどで普及していました。
このパーコレーター、使い方も簡単でメンテナンスも容易なことからキャンプシーンでも大活躍してくれるんです!
豆と水を入れて火にかけるだけの手軽さが魅力
コールマンのパーコレーターⅢは、とても簡単にコーヒーを淹れることができてしまうんです。
ドリップでコーヒーを淹れる場合は、ドリッパーやフィルターが必要になるのですが、このパーコレーターは必要ないのです。
自宅ではドリップすることの方が多くなりますが、キャンプなどのアウトドアではこちらを使う事で色々な準備も必要なくなってしまうので、とても便利です。
コールマンパーコレーターⅢはこれ一つで挽いたコーヒー豆と必要分量の水を入れて沸騰させるだけでコーヒーが抽出できる優れものです。
ポットとしても使える他に鍋の代用としても◎
コールマンパーコレーターⅢの本体は、水を最大1.3Lまで入れられるポット型の作りになっているのです。
純粋なパーコレーターとしても用途の他にも、お湯を沸かしてケトル代わりに使用するのもおすすめなのです!
開口部分が広いのでパスタやレトルト食品を湯煎するお鍋として使うこともできるのがメリットの一つです。
熱伝導が良いステンレス製の本体は、ムラ無く加熱して短時間でお湯を沸かすことができるので、コーヒー抽出以外の用途にも活用してしまいましょう。
火にかけるだけ! コールマンのパーコレーターを使ってコーヒー抽出
それでは、実際にパーコレーターを使用してコーヒーを淹れてみたいと思います。
1. 挽いたコーヒー豆を付属のバスケットに投入する
今回は2杯分(約400ml)のコーヒーを抽出してみました。
まずは付属のバスケットに予め挽いていたコーヒー豆30gを投入します。
ここでひとつ注意点ですが、コーヒー豆は粗挽きで淹れることが重要です。
粉に近い状態にしてしまうとバスケットの開孔部分を通り抜けてしまいますので、注意しましょう。
バスケット全体へ満遍なく、均等にコーヒー豆を入れれば準備は完了です。
コーヒー豆を手挽きミルで挽いていれるのが香りが立つのでおすすめです。
自分で粒度を確認しながら豆を挽いて、細かくなりすぎないようにすると良いでしょう。
2. ストレーナーをセットし、水を注ぐ
ストレーナーという筒状のパーツを本体にセットします。
これは、沸騰したお湯を下部から循環させコーヒーを抽出する、パーコレーターの特徴的なパーツです。
そこへ分量の水(400ml)を注ぎ入れ、先ほどのコーヒー豆を入れたバスケットをストレーナーのパイプの上から通し、バスケットの蓋をします。
沸騰しパイプから循環してくるお湯が、フタの通気孔から落ちてコーヒーが抽出されていくというわけです。
3. 火にかけ、好みの濃さに抽出する
コンロの火にかけ、そのまま沸騰するのを待ちます。
そこでちょっとした疑問なのですが、これだけではどうやって抽出の濃さを判断するかわからないですよね。
その判断基準は、本体の蓋にある透明のノブなのです。
循環するコーヒーがノブまで上がってくるため、ここで抽出濃度を確認することができるというわけです。
お湯がめぐるにつれて、徐々にコーヒーの色が濃くなりますので、しっかりチェックしましょう。
お好みの濃さをこんなスタイルで確認できるというのもこのパーコレーターの醍醐味です。
最後に パーコレーターを使うときに注意しておきたいポイントはコーヒーの濃さを調整するのが難しいということ
パーコレーターを使う上で注意すべきところは、抽出濃度の調整これにつきます。
これは、他の抽出方法に比べると難しいところなのです。
お好みの濃度になる抽出時間やコーヒー豆の粒度なども影響してくるので、使い続けて感覚的に覚えていくしかないのです。
使い始めは、好みの濃さになるまではどうしても時間がかかります。
自分のちょうどいい!が見つかるまで、根気よくトライしてみてくださいね。
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