コーヒーの種類は豆の違いから淹れ方の違いまで様々です。誰でもコーヒーの味わいを楽しめる方法があるのでご紹介していきます。
インスタントとレギュラーの違い
インスタントコーヒーとは
インスタントコーヒーは、焙煎したコーヒー豆の抽出液を乾燥させて、粉末又は顆粒状に加工したものをいいます。お湯やお水で溶かすだけで手軽に味わえるので、特に機械もいらなくてとても重宝です。
粉末又は顆粒状に作られているので、量を調節するだけで自分好みの濃さでコーヒーを楽しむことができます。作るときにごみが一切出ないのがメリットですね。
レギュラーコーヒーとは
レギュラーコーヒーは、コーヒー豆を焙煎したものを挽いて、粉状にしたものをいいます。
抽出液を使用したものではないので、ドリップやサイフォンなどの抽出方法によって、コーヒーにする必要があります。
コーヒー豆本来の味わいと香りを楽しむことができるので、本格的なコーヒーを味わいたい人は、こちらのコーヒーを好みます。
コーヒー豆を変えたり、ブレンドの配合が違うものを使用することで異なった味わいが楽しめます。その奥深さはレギュラーコーヒーの魅力と言えるでしょう。
コーヒー豆を知ろう
バランスの良いキリマンジャロ
コーヒーが好きな人や喫茶店などではキリマンと呼ばれて親しまれているのが、うまみ、香り、味わいのバランスの取れたキリマンジャロです。
アフリカ大陸最高峰である、キリマンジャロのふもとで栽培されています。さくぃ倍の場所の標高が高ければ高いほど高級とされています。
酸味と苦みのバランスの中に、甘いコクと上質な香りが楽しめる豆ですが、栽培方法によって風味が変わるのも特徴の豆です。
くせのないブルーマウンテン
芳醇な香りとくせのない甘味が特徴的なブルーマウンテンは、コーヒーの王様と呼ばれています。カリブ海に浮かぶ島国ジャマイカの山であるブルーマウンテン山脈から、その名前は付けられました。
ジャマイカからの輸入が8割と言われています。
日本で飲めるブルーマウンテンはのど越しのバランスが取れていて多くの人に好まれています。缶コーヒーやインスタントコーヒーとしてもよく名前を聞くと思います。
酸味とフルーティな味わいのモカ
かつてはヨーロッパ諸国にコーヒーを輸出する要衝だった、イエメンの港町の名前から付けられたモカは、コーヒー豆の中でも最も古いコーヒー種と言われています。
強い酸味とフルーティで豊かな香りが特徴です。また、豆が持つ甘味とコクを楽しむことができます。収穫された土地の名前と合わせて、シダモで採れた豆はモカシダモ、ディマで採られた豆はモカディマと呼ばれています。
収穫されて土地によらず、苦みよりも酸味の方が強い点は同じなのがこの豆の特徴です。
コーヒーの種類の違い
色々と種類はありますが、大きく分けて整理すると、ドリップコーヒーか
エスプレッソコーヒーに分けることができます。
ドリップコーヒー
ドリップコーヒーとはろ紙やネルなどのフィルターを使用して濾したコーヒーのことです。
ろ紙、ネル以外にも金属製、セラミック製や、水でドリップするウオータードリップなどもこのドリップコーヒーの一種でしょう。
レギュラーコーヒーともいわれていますが、ブレンドコーヒーやカフェオレなども概ねドリップコーヒーに含まれるでしょう。
エスプレッソコーヒー
エスプレッソコーヒーはコーヒー豆を細かく挽いたエスプレッソ豆を使用して、専用のマシンで抽出するコーヒーです。
エスプレッソマシンは蒸気圧を使用して、お湯をコーヒーの中に瞬間的に通して抽出しますので、濃厚な風味と雑味の少ない味わいが楽しめます。ミルクを入れる場合、種類や比率によって呼び方が変わります。
- カフェラテ:エスプレッソコーヒーにミルクを入れたもの
- カプチーノ:エスプレッソコーヒーにスチームミルクとフォームミルクを1:1の割合で入れたもの
- カフェモカ:エスプレッソコーヒーにチョコレートシロップとスキムミルクを入れたもの
このように特殊なマシンで濃厚に抽出されたエスプレッソコーヒーは少量でも豆の味わいと香りをストレートに楽しむことができるのです。
アメリカンコーヒー
アメリカンコーヒーは浅煎りの豆をドリップしたものですので、ドリップコーヒーの一種ですね。浅煎りの豆を使用するので飲みやすくすっきりとした味わいになるためお茶代わりに手軽に楽しめるのも特徴です。
まとめ
焙煎の方法、挽き方、ドリップの方法によって味わいが、多種多様に変化するのも、ドリップコーヒーの魅力です。自分好みの味わいに近づけるためにも、豆や、ドリップの方法にこだわってみるのも良いでしょう。
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