コーヒー焙煎のキモ!温度管理。手網焙煎

コーヒー

手網焙煎の最適方法とコツ、どのくらいの温度がいいのかを知って、おいしい自家焙煎珈琲を楽しみましょう。

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自宅で簡単に手網焙煎

以前、手網焙煎を説明しましたが、同じものを用意してください。

生豆

手網

軍手

ザル

ドライヤー

生豆は専門店またはネットショップで購入できます。

小粒なものや、肉薄の豆の方が焙煎しやすいのでお勧めです。

手網は焙煎用として販売されているものだけでなく、大豆や銀杏を炒るためのものとして販売されているものもあります。取っ手が付いていますが、網と同じ金属素材なので、長時間作業をしていると、熱くなってきますので、やけど防止のために、軍手をして作業をしましょう。

ドライヤーは焙煎後の豆を冷やすのに使用します。温かいまま置いておくと、余熱で焙煎が進んでしまうため、急速に冷やしたいので使用します。

焙煎の手順

まずは生豆を洗います。お湯で汚れと皮(チャフ)を取り除きます。水気を拭き取ったら、他網に入れて左右のクリップを止めます。

コンロの火を中火にして、火からの高さは10~15cm位の高さで固定します。網を水平に保ちながら振り続けます。リズミカルに振り続けることがコツです。

10分ほどすると、パチンとはじける音がします。ここからは焙煎の進み方が一気に早まってきますので、ムラができないように網をしっかりと振りましょう。

好みの焙煎具合になったら、火からおろしてドライヤーを使用して急冷します。ざるにあけて、ドライヤーの風を冷風にして当てます。余熱で焙煎が進んでしまうのを防ぎます。ベストな焙煎具合で保管しましょう。

ハゼが始まる時間と温度

ハゼというのは豆の内部が割れる音です。熱した豆が内部で熱膨張してパチンと音を立てて亀裂が入ります。この音は焙煎を行う際に非常に大切となる度合いを判断するための音なので注意をしておきましょう。

ハゼをきちんと確認することで、思い通りの焙煎ができるからです。

1ハゼが始まる時間と温度

コーヒー豆の焙煎ではハゼは2回あります。このうち1回目のハゼを1ハゼと言います。1ハゼが始まるまでの時間は10分から15分くらいで始まるように火加減を調節しましょう。

1ハゼが開始する温度が190℃位になるので、10分から15分くらいで190℃になるように加減するのが最適です。

パチパチという音が収まるか収まらないかという頃に止めれば浅煎りになり、音が収まって2分ほど炒ってから止めると中煎りに仕上がります。

この火加減はコンロによって火の出具合が違うため、人により差が出てしまうところでもあります。なので、自宅のコンロで焙煎をするときにどのくらい手網を話しておくと良いのかを何回か繰り返してベストな状態を探す必要があります。

2ハゼが始まる時間と温度

2ハゼが始まるのはおよそ220℃ほどに達したときになります。最適な温度で焙煎ができていれば、1ハゼが終わってから2分ほどで2ハゼが始まるはずです。

もしも、1ハゼの直後に2ハゼが起きてしまったら、温度が高すぎるという事になります。

コツとしては1ハゼが終わったタイミングで、少し手網を高くして日から遠ざけるようにします。コンロの人の距離をとって火加減を調節しましょう。

この時に、話過ぎてしまうと、2ハゼまでに時間がかかってしまい、香りが弱く物足りない仕上がりになってしまいますので注意が必要です。

不可入れにしたいのであれば、2ハゼまでしっかりと焙煎しましょう。

温度計付きの焙煎網ならなおいい

やはり焙煎の具合を適切な度合いにするためには温度管理が欠かせません。手網の中には、温度管理ができる温度計付きの焙煎網もあります。

温度計が付いていれば、ハゼの起きる温度に合わせて温度管理ができるので良いでしょう。

細かく温度をチェックすることで、豆の性質を生かした焙煎が可能になるので、豆の持ち味を最大限に生かした焙煎度合いにコーヒー豆を仕上げることができます。

焙煎後のコーヒーの飲み頃は

新鮮なコーヒー豆で飲むコーヒーはとてもおいしいですが、焙煎したてのコーヒー豆はまだベストな飲み頃ではないのです。

2~3日後がベスト

コーヒー豆を焙煎してから味が安定してベストな状態になるのは、焙煎後2~3日後です。

焙煎をすると豆の中で様々な化学変化が起き、ガスを含んでいる状態だからです。そのため味や香りが安定せず、味がぼやけてしまいます。

化学変化が落ち着いて、ガスが抜けてくればコーヒーの持つ味わいを存分に楽しむことができます。

焙煎後の豆の適切な保管

せっかく好みの味わいに焙煎したのですから、適切な方法で保管をしましょう。

コーヒー豆が酸化してしまうと品質が急激に落ちてしまいます。ですので、空気、光、湿気などに触れないように保管をしましょう。

焙煎後1週間ほどで飲み切ってしまうことができるのであれば密閉できるキャニスタ-入れて常温保存しましょう。光を通さない容器がベストです。

2週間ほどで飲み切れる場合は、保存袋に入れて冷蔵庫で保管をするのがベストです。温度変化による劣化を防ぐのに良いでしょう。

1か月ほど保存をするのであれば、密閉袋に小分けして冷凍庫で保管をお勧めします。アルミバックがあれば素早く冷凍ができるので、品質を保てるでしょう。

コーヒー焙煎を自宅で楽しみましょう

最後に、自宅でコーヒー焙煎をするのには、温度管理がとても重要です。適切なタイミングでハゼが起こるように温度調節することで、豆の持ち味を生かした焙煎ができるでしょう。

先ほども言いましたが、豆は2~3日ほど寝かしましょう。ベストな飲み頃でおいしさを引き出してあげると毎日のコーヒータイムが楽しくなります。

ぜひ焙煎にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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