朝起きたときや昼休み、仕事の休憩時には眠気覚ましにコーヒーを飲まれる方は多いのではないでしょうか。
そんなコーヒーには眠気覚まし以外に乾燥肌、内側からの冷え、体形の変化などにも効果があるのだという事をご存じない方も多いかと思います。
今回はこのような健康効果についてご紹介したいと思います。
美肌効果
カフェイン酸にはアンチエイジング効果と美肌効果がある
美肌の敵と言っていいのがシミの存在です。
シミの元となるメラニンは紫外線などを肌に受けると産生されてしまいます。
そのシミの原因になるメラニンを抑えるには抗酸化作用のあるカフェイン酸が有効なのです。
コーヒーは冷え性対策にも
コーヒーのポリフェノールが冷え性改善の鍵
コーヒーは体を冷やすといわれていることが多いのですが、本当はこのコーヒーポリフェノールが冷え性改善に一役買ってくれるそうなのです。
4週間毎日コーヒーを摂取したところ冷たさによるストレスを与えた皮膚に改善されたため血流の調節をコーヒーポリフェノールがしてくれるという事がわかったのだそうです。
それと同時に脂肪燃焼効果があることも分かったそうです。
なのでコーヒーポリフェノールは脂肪燃焼と同時に体の代謝が促進され血行が良くなり冷え性の改善がされるという事になります。
組み合わせておいしく
コーヒーポリフェノールにショウガを組み合わせてジンジャーコーヒーとして。
また、血行を促進して体を芯から温めてくれるアーモンドミルクと合わせてアーモンドミルクラテなども効果が倍増するのでおすすめです。
痩せやすい体に
代謝を高めて、脂肪がつきにくい体に
コーヒーを食中や食後に飲むことでポリフェノールが作用して血糖値を抑える働きをします。
血糖値が急激に上がると血液内の糖質が脂質に代わることで血糖値を下げようとするのです。
ですから、 血糖値が上がりすぎると、体は糖分濃度を下げようと働きかけるので、体内の脂質が増加する可能性を常にはらんでいることになる。
血糖値を抑えるコーヒーは太りにくい体の仕組みを作るのに大切な存在なのです。
1日3杯のレギュラーコーヒーでポリフェノール効果が持続
美容や健康効果をサポートするコーヒーのポリフェノールは、代謝が良く、体に吸収しやすい性質を持っています。
脂肪燃焼で、持続的な効果を得るためには、1日数回の摂取がより効果的なのです。
コーヒーの目安は1日およそ3杯を目安にしましょう。
ポリフェノールは、実は代謝が良いという特徴があり、コーヒーの摂取後、体内のポリフェノールは1~2時間後にピークを迎え、4時間ほどで検出量が少なくなるという研究結果もあるのです。
つまりポリフェノールは代謝がよく、身体に吸収されやすい性質を持っているため、一度に大量に摂取しても体内に長く留まることがないようなのです。
なので、体内で発生した活性酸素に対し抗酸化作用を期待するには、食後や休憩時間にコーヒーをこまめに摂取することが大事になってくるのです。
中でも、レギュラーコーヒーの140mlあたりのポリフェノール含有量はインスタントコーヒーの約5倍。レギュラーコーヒーなら、より多くのポリフェノールの効果が期待できるのです。
最後に
気持ちをリラックスするために飲んでいるコーヒーですが、体にも案外いいのだという事がお分かりいただけたと思います。
ストレスの軽減と、脂肪燃焼効果、そして冷え性改善に美肌効果と良いことがたくさんあります。
ネガティブな情報ばかり多く聞くコーヒーですが、ポジティブな面も知って毎日のコーヒーをおいしく楽しみながらいただくようにしましょう。
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