コーヒーは、わたしたちにとって身近な存在ですよね。モーニングコーヒーやコーヒーブレイクなど、毎日の習慣として飲まれている方も多いのではないでしょうか。
コーヒーに含まれる成分には、さまざまな作用があることが知られていると思いますが、コーヒーのメリットとデメリットを知って、コーヒータイムをもっと豊かなものにしましょう。
コーヒーを飲む3つのメリット
気分をスッキリさせる
コーヒーに含まれるカフェインが、眠気を覚ましたり、脳を活性化したりすることが国内外の研究で示されているのです。
また、カフェインが効きだすのは飲んでから約1時間後なので、会議前や勉強前にタイミングよく飲むようにすると効果的ですね。
2. 運動のダイエット効果を高める
運動前のコーヒーは、交感神経を刺激し、内臓脂肪を分解して血液中に出す効果があるという事が報告されています。
コーヒーと運動を組み合わせることで効率良く内臓脂肪が燃焼し、ダイエット効果が期待できるという事なのです。うれしいですね。
脂肪燃焼効果を重視するのであれば、砂糖なしのブラックで飲むようにしましょう。
3. 体脂肪を減らす作用がある
コーヒーに含まれるクロロゲン酸という成分には、脂質の消費を促進して体脂肪を低減させる作用が確認されているという事なのです。
クロロゲン酸は、特定保健用食品として「脂肪を消費しやすくする」という表示が許されたコーヒー飲料もあるので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか?
コーヒーを飲む3つのデメリット
1. 不眠になる可能性がある
就寝時間の4時間前からは、コーヒーを飲まないようにするのがベスト。
眠る前にコーヒーを飲むと、寝つきが悪くなったり、睡眠を浅くなってしまいます。また、カフェインの利尿作用でトイレ覚醒をしやすくなり、熟睡の妨げになるので要注意です。
2. カルシウムの吸収を妨げる
コーヒーは、カラダからのカルシウム排泄量を増加させてしまうようです。
カルシウムをあまりとっていない人の場合、骨粗しょう症の原因となる可能性があるので、普段からしっかりとカルシウムを摂って、コーヒーは控えめにするように心がけましょう。
カフェインはコーヒーのみならず、エナジードリンクやコーラ、緑茶などにも含まれています。カフェインのとり過ぎに注意し、適量を摂るように気を付けましょう。
3.鉄の吸収を妨げる
カルシウムと同様、コーヒーのポリフェノールの一種「タンニン」は鉄の吸収を阻害してしまうという事なのです。
鉄分が豊富な食事とコーヒーを一緒に摂るのではなく、食事中はお水や麦茶、休憩中はコーヒーというように飲むようにしましょう。
最後に
コーヒーのメリットデメリットを知り、リラックスタイムを摂るようにしてみてはいかがでしょうか。
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