コーヒー好きであれば一度はコナコーヒーという名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?高級品種のコーヒーです。このコナコーヒーをご紹介します。
コナコーヒーって?
コナコーヒーは高級だという事は知っていてもどんなコーヒーか知らない方も多いのではないでしょうか?
コナはハワイの高級コーヒー
コナコーヒーはハワイ島にあるコナ地区で栽培されてコーヒー豆のことを言います。100%ピュアタイプのコナだけで作られているコーヒーと、少し安価なブレンドタイプがあります。ブレンドタイプは10%以上粉が使用されていれば粉ブレンドと表示することが許されます。
コナコーヒーはタンザニアのキリマンジャロとジャマイカのブルーマウンテンと並ぶ世界3大コーヒーの一つとして知られています。
そんな名声を獲得しているのですが、コナコーヒーは年間の生産量が1000~1500トンほどしか採れていません。全世界のコーヒーの総生産量が900万トンですから0.1%にも満たない量です。
さらにハワイはコーヒーを栽培しているにも関わらず、他の生産国と比べて、人件費が高く、これも価格が高くなってしまう要因の一つと言われています。
コナコーヒーはこのような理由から、非常に希少価値が高く、高級だといわれているのです。
しかし品質はお墨付き。ホワイトハウスの晩餐会では必ずこのコナコーヒーが出されることになっています。
コナコーヒーは苦みが少なくて飲みやすい
コナコーヒーは一般的に、苦みが少なく飲みやすいコーヒーです。甘い香りと強めですが柔らかい酸味があり、すっきりとした後味で全体的にさわやかな味わいです。浅煎りで酸味が強く、軽めなコーヒーを好むアメリカンな印象です。
コナコーヒーはすっぱいといわれるほど強めな酸味ですが、本来コナコーヒーが持っている酸味はフルーティな程よい酸味です。当然好みの問題だと思いますが、おいしいと感じないのは品質の悪いコナコーヒーか、鮮度が落ちてしまっているコーヒーではないでしょうか?本物の味わいを試したいのであれば鮮度が高い豆を使用しましょう。
コナコーヒーの淹れ方
コナコーヒーはミディアムローストで焙煎するのがおすすめです。深くいりすぎてしまうとコナコーヒーの特徴である酸味とさわやかさが無くなってしまうからです。
また、お湯の温度にも注意が必要です。コナコーヒーは70~80℃知殿低めの温度が最適です。コナコーヒーの持つ柔らかさと酸味を味わうことができます。
ミルクと砂糖は?
コナコーヒーは軽やかな味わいを持っていることから、ミルクとの相性はあまりよくありません。ミルクを入れることで程よい酸味や繊細な味わいがぼけてしまいます。
なので、コナコーヒーを飲むときにはミルクや砂糖は入れずに藩来の味をそのまま味わうようにブラックで飲むことがおすすめの楽しみ方です。
また、合わせるお菓子はナッツが相性が良いとされていますので、ナッツ系のお菓子屋、ナッツのフレーバーが付いたものと合わせるのが良いでしょう。
コナコーヒーを飲みたいなという場合ハワイに行かなくても通販で購入することができますので、一度探してみてはいかがでしょうか?
最後に
一度はこのコナコーヒーを試してみてもらいたいと思います。コーヒー豆の中でも希少で高価なので、なかなか手が出ないかもしれませんが、ドリップタイプのものも販売されています、お試しに1杯というのもよいのではないでしょうか?ぜひお試しくださいね。
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