カフェオレやカフェラテといったコーヒーをベースにしたドリンクは、毎日の食卓に欠かせない飲み物のひとつではないでしょうか。朝食時や、ほっと一息つく際にもピッタリなドリンクですが、その違いがいったい何なのでしょうか。そこで、カフェオレとカフェラテのどこが異なるのか、また、コーヒーを使ったドリンクとの差などをまとめてご紹介したいと思います。
カフェオレとカフェラテの違いとは
ベースに使うコーヒーの種類が違う
カフェオレとカフェラテが大きく異なる点は、ベースとなるコーヒーなのです。
カフェオレに使われているのはドリップしたコーヒーで、カフェラテには強い圧力をかけて抽出したエスプレッソを使うのが通常なのです。
ラテとオレとの違いがコーヒーだということは、抹茶オレと抹茶ラテなど、「オレ」や「ラテ」が付くドリンクの違いにも同様のことがいえるのです。
牛乳の量も違う
カフェオレの「レ」の部分と、カフェラテの「ラテ」の部分は、ともに牛乳という意味をもつ言葉になります。
どちらのドリンクもコーヒーに牛乳をプラスして作るのですが、加える牛乳の量が異なっています。
絶対的な決まりはありませんが、カフェオレの場合はコーヒーと牛乳を同じ割合で入れることが多いのです。
逆にカフェラテには、コーヒー2割に牛乳が8割と、牛乳の量が多いのだ。
気になる味の違いは?
カフェオレに使うドリップしたコーヒーは、浅煎りされた豆を使用することが多く、酸味が強く苦みが少ないという特徴があります。
一方でカフェラテには、深煎りしたコーヒー豆を使用することが多く、酸味が少なく苦みが強い味わいとなります。
また、カフェオレとカフェラテどちらが甘いかという点では、深みのあるカフェラテのほうが甘みを感じやすいと思います。
カフェオレは、薄くマイルドな味わいが楽しめるドリンクというわけですね。
カフェオレとカフェラテ・そのほかのドリンクの違い
カフェモカとカフェオレ、カフェラテの違い
カフェモカとは、エスプレッソベースに牛乳をプラスしたカフェラテに、チョコレートソースを加えたものです。
ほろ苦さの中に甘みを感じるため、比較的飲みやすいドリンクです。
カフェラテとカプチーノの違い
エスプレッソに牛乳を入れたカフェラテに、泡立てた牛乳をのせたドリンクがカプチーノです。
カフェオレやカフェラテに比べ、なめらかな口当たりが楽しめるドリンクになります。
カフェオレとコーヒー牛乳の違い
牛乳が多く使われているのが特徴になるのがカフェオレとコーヒー牛乳です。
何が違うかというと、カフェオレはコーヒーと牛乳を同じ比率で入れるという基準があるが、コーヒー牛乳にはとくに決まりはありません。
さらにコーヒー牛乳は、牛乳にコーヒーを加えたドリンクという事になり、あくまで牛乳が主役なのです。
美味しいカフェオレとカフェラテの作り方
カフェオレの美味しい作り方
自宅でカフェオレを作る場合には、手軽な粉末のインスタントコーヒーを使うとよいでしょう。
お湯で溶かしたインスタントコーヒーに温めた牛乳を加えるだけで、カフェオレの完成です。
夏には、氷を入れた牛乳に冷やしたコーヒーをゆっくりと注いだ2層のカフェオレを楽しむのもいいと思います。
ホットの場合でもアイスの場合でも、コーヒーを濃いめに作っておくのがコツですね。
カフェラテの美味しい作り方
カフェラテの要ともいえるコーヒーをエスプレッソマシンを使って淹れ、温めた牛乳を加えればカフェラテが完成するのです。
カフェオレとは違い、牛乳を多めに入れるのがポイントとなります。
エスプレッソマシンが自宅にない場合は、エスプレッソの風味が効いたインスタントコーヒーを使ったり、フレンチプレスを使ったりするといいと思います。
この場合、コーヒーは濃いめに作るのがコツだ。
最後に
カフェオレやカフェラテといった、普段何気なく飲んでいるコーヒードリンクには、ベースとなるコーヒーの種類や加える牛乳の量などによっていろいろな呼び名があります。
自宅でも簡単に作れるものばかりなので、好みのコーヒードリンクを作って楽しんでみてはいかがでしょうか。
コメント