タープは日陰を作ったり、風よけや雨をしのぐなど今やアウトドアでは必需品となっています。
しかし、形も様々なのでどれを選んでよいのかわからない方も多いと思います。
用途によって選ぶと選びやすいので、今回は選び方と種類をご紹介していきたいと思います。
タープの種類
役に立つタープの種類の代表的なものは4種類あります。その4種類をご紹介していきます。
ヘキサ
六角形の形が特長で、タープといえば、この形を思い浮かべる方も多いと思います。
全体を低くしたり、片側だけを高くしたりと張り方のバリエーションが豊富なのもヘキサタープの魅力です。
初心者からベテランまでおすすめの形で、設置の仕方を覚えれば1人でも立てることが可能となるタイプです。
一方で、防風効果が弱かったり、日除けできるスペースが少ないといったデメリットもあるので注意が必要ですね。
スクエア
四角形の形をしたこのタープは、空間が広く十分な日陰スペースが確保できるため、バーベキューをしたり大人数でくつろぐ際にも適しています。
難点は、支えるポールがヘキサタイプより多くなるため、立てるのには少し時間がかかってしまうのです。
いきなりこのタイプからチャレンジすると戸惑うと思います。また、コンパクトに収納できないのも短所になってしまいます。
どちらかというとキャンプ上級者向きのタープだと思います。
ウィング
ひし形をしたシルエットが特長のタープです。
ちょっとしたスペースに1人で手軽に設置することができるのがメリットです。
面積が狭いので、この下でくつろぐというよりは、荷物を置いたりソロキャンプをする場合に適しているのではないでしょうか。
収納はコンパクトになるので持ち運びが楽な点においても人気が高いタイプです。
スクリーン
今までのタープと形が大きく違い自立できるのが特徴です。
スクリーンが付いて外観はテントのように見えます。
虫除けや雨風をしのぐのに最適なタープです。
スクリーンがあるおかげでプライベートを守れるのがとても良い点の一つです。
しかし、短所としては、ほかのタイプより開放感を感じられないことでしょうか。
大自然の中で風を感じながらタープの下で過ごしたい場合は開放感が無くなってしまうタイプなので不向きではないかと思います。
タープの選び方
タープの選び方は、どんな用途でタープを使いたいのかを明確にすることです。
風除けにしたいのであれば、防風効果が高いスクリーンタープ。
グループキャンプで大人数で利用するのなら、広いスペースを確保できるスクエアがおすすめです。
選び方のポイントは、使用人数や季節、設置場所、天候などを考慮して選ぶとベターです。
またタープのサイズは大きすぎても大は小を兼ねないので注意が必要です。
タープは大きくなればなるほど、重量も増し、設営や片付けも大変になってしまいます。キャンプはほかにもさまざまな用意するものがあるので、できるだけ持ちものはコンパクトにしたいのでそのあたりも加味して選びたいですね。
そのほか選び方の大切な点は、素材や防水性、UVカット効果などの機能性のチェックが重要です。
タープの材質や耐水圧なども製品情報に記載があるのでしっかり確認しましょう。
またオシャレにまとめたいのであれば、好きなブランドでテントとタープを統一した選び方にするのもおすすめです。
タープ初心者向けは？
初心者向けのタープは、設営が簡単で使いやすいものを選ぶのがベストだと思います。
初心者向けタープとしておすすめなのは、ヘキサです。
ヘキサは張り方のアレンジ性が高いうえ、1人で設置できることが一番のおすすめな点です。
低く張ったり、高低差をつけて日除けや風除けとしても利用でき使い勝手もいいと思います。
ヘキサタープでいろいろな張り方に挑戦し、初心者のうちに覚えていきましょう。
慣れてきたらスクエアやウィング、スクリーンタープも試してみる方が自分の腕試しにもなるのでおすすめです。
とくにスクリーンは雨風や寒さをしのいだり、虫除け対策、プライベート空間も確保でき、オールシーズン便利に使えて便利です。
タープにはさまざまな種類があるので、用途別に複数持っていてもいいのではないでしょうか。
最後に
一口にタープといっても形や機能などがさまざまあるので、キャンプ初心者にとってタープ選びはとても難しいと思います。
今回紹介した選び方のポイントを参考に最適なタープを選んでみてはいかがでしょうか。
また、テントと組み合わせることのできるタープもあるので、テントと同じブランドで統一したり、同じカラーで合わせたりと、オシャレにこだわってキャンプを楽しんでみるのもアウトドアの醍醐味でもあります。
ぜひタープデビューしてみませんか？
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