高価な豆として人気の銘柄です。
香りが高く繊細な味わいが特徴なのですが、産地や味などはどうなのでしょうか?選び方もお話していきたいと思います。
ブルーマウンテンとは
ブルーマウンテンの産地
ブルーマウンテンはジャマイカの一番高い山その名もブルーマウンテン山脈の中腹部:標高800m~1200mで栽培されているコーヒー豆の品種です。
また、ジャマイカの中でもブルーマウンテン地域は限られた地域で、ここで栽培しているもののみブルーマウンテンとして名乗ることのできる豆なのです。
発祥は1730年ごろにイギリス人がこのジャマイカ地域でコーヒー栽培を始めたことがきっかけです。英国王室御用達というキャッチフレーズを持つことで有名でもあります。
なぜジャマイカで栽培をしたかというと、コーヒー豆を作る環境が良く、尿行も高いので晴れの日も霧や湿気の覆われていて、高品質のコーヒー豆が実りやすい土地であったからです。
法律で定められた地域でのみ栽培
ブルーマウンテンはジャマイカ政府のコーヒー産業公社(CIB)により、とても厳しい検査をクリアしなければ名乗ることが許されません。
検査の内容は、味、色、豆の形と大きさ、それから栽培手順など多岐にわたり、すべてにおいて基準をクリアしていなければなりません。
ブルーマウンテンの味と飲み方
ブルーマウンテンの味は誰もが認める黄金バランスです。苦み、酸味、甘味、コクのすべてが調和しています。
苦みはすっきりとしていますし、酸味も柔らかい酸味、後半からは深いコクが顔を出してきて、後味もいい具合に残るのです。
そのコクの深さから飲みごたえも抜群です。
香りもキャラメルナッツに似ていて、香りが高く、万人に愛される味です。
高級なコーヒーなので普段ミルクや砂糖を入れて飲む方もまずは一口だけでもブラックを味わって、普段飲む豆とこのブルーマウンテンの味比べをしてみてはいかがでしょうか。
ブルーマウンテンの値段
ブルーマウンテンは価格が高いのか?
確かに限られて地域でしか栽培されていないので収穫量も少なく高価になります。
最近の相場としては1㎏あたり4000~5000円と高めです。喫茶店などではレアなコーヒーになるので品ぞろえするのも困難でもあります。
ブルーマウンテンの選び方
ブルーマウンテンはNo.1~No.3まで規格が定めれれています。高級な順からNo.1、No.2、No.3、ピーベリー、トライアージと等級が決められています。
基本的にブルーマウンテンとして正規に販売されているのはNo.1のストレートタイプとなります。
No.2やNo.3はブルーマウンテンブレンドなどと別の豆とブレンドされて販売されているものがほとんどです。なので正規のブルーマウンテンを購入したいのであれば、大手企業か信頼できる専門店に行って購入しましょう。
価格は大体2000円前後で購入できるはずです。それよりも安値で売られているものは、類似品の可能性もあるので注意が必要です。
最後に
じゅあま以下の限られて地域でしか栽培されていない品種です。一度はブルーマウンテンNo.1を味わってみてはいかがでしょうか?
コメント