コーヒーをおいしく淹れるのには豆の量で決まるといってもよいかと思います。豆の量で味わいや濃さなども当然変わってしまいます。キチンと計量することが一番の近道なのです。
コーヒー豆の量で味は変わるのか
結論から言うと豆の量を変えれば味は変化します。量が多ければ濃く、苦みを感じますし、少なければ味は薄く酸味が感じられるのです。
ですから、コーヒーをおいしく淹れるためには、豆の適切な量を計ることが大事です。
使用する豆の量の目安
1杯分のコーヒー180mlを淹れるのに必要な豆の量は10gが基本です。しかし2杯3杯と淹れるのには単純に倍にすればいいのではありません。
1杯と3杯では抽出の具合が変わるので同じような味わいにはなりません。
同じように淹れるには下記の表を参考にしてみてください。
また、粉の挽き方でも量を調節します。カッコ内が粗挽きですこの表の重さはあくまでも目安なので自分の好みに合わせて計ってみてください。
1人分(抽出量150-180ml)
- 浅煎り:10g(12g)
- 中煎り: 12g(15g)
- 深煎り:14g(17g)
2人分(抽出量280-300ml)
- 浅煎り:18g(21g)
- 中煎り: 22g(25g)
- 深煎り:25g(30g)
3人分(抽出量400-450ml)
- 浅煎り:25g(30g)
- 中煎り:30g(35g)
- 深煎り:40g(45g)
計量スプーンはドリッパーによって変わる
コーヒーの道具を扱うメーカーは複数あります。それぞれがこだわる形状のドリッパーが存在します。当然形状が違えば必要になる豆の量も変わってくるという事になります。
そのため、付属の計量スプーンが最適な粉の量を計ることができるというわけです。
おいしく淹れるのには適量を守ること
コーヒーのコナは毎回きちんと量って淹れることが大切です。適量をきちんと守ることがおいしく仕上げるためのコツなのです。しかし計量スプーンを使っても必ず同じ寮になるとは限らないのです。
焙煎度合いでスプーン1杯の重さが変わる
長く焙煎をすると豆の水分が飛んで軽くなります。しかし見た目はふっくらと膨らむのでボリュームが出るのです。
イメージとしてはポップコーンと同じです。長く炒ってはじけたポップコーンは大きく膨らみますが水分が飛んで重さは軽くなるのです。
ですから、見た目だけでは重さがわかりません計量スプーンで量っても重さが変わってしまうのはそういう事なのです。なので味が安定しないなと感じたら、電子計量スプーンや量りを使用するのが同じ重さで淹れることができる最適な道具になるでしょう。
豆で変わる味の違いを楽しむ
豆の量が違えば抽出されたコーヒーの味も違います。多ければ濃く、苦くなり、少なければ薄く酸味が強くなるのです。
料の違いで味わいが変わるのですから、豆の焙煎度合いも頭に入れておきましょう。
深煎りほどふっくらとして軽いのです。
最後に
こうして豆の具合を覚えておくと好みの味わいに仕上げることができ、より美味しいコーヒーになるでしょう。
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